甲状腺がん

甲状腺がんは、手術を中心とした治療方法が選択されるがんです。健康保険が適用される治療が多い甲状腺がんですが、がん保険に入っていると負担をより軽減できます。甲状腺がんの医療費や保険に加入する際のポイントについて詳しくチェックしておきましょう。

甲状腺がんの効果的な治療法と医療費

甲状腺

治療方法ごとの医療費について紹介します。その人に合った治療を個々に行いますが、甲状腺がんの治療は基本的には手術が中心です。手術は健康保険が適用されますし、薬代も安価で、他のがんよりは金銭面での負担は少なくなっています。

手術

甲状腺の全摘手術の費用は、自己負担額で20~30万円ほどとなります。高額療養費制度も使えるため、一般所得者が支払う1カ月当たりの額は9万円以下に抑えられるでしょう。

ホルモン治療

手術後には、甲状腺ホルモン剤を飲み続けることも甲状腺がんの治療法の一つです。薬の価格は安く、年間でも1000円ちょっとで済みます。

放射性ヨード内用療法

放射線を放出するヨウ素の入ったカプセルを飲む治療です。要素を甲状腺がんに取り込ませてがんを攻撃します。乳頭癌あるいは濾胞癌で転移の不安がある時などに用いる方法です。

投与は半年~1年間隔で10回程度まででき、アイソトープ病室での入院が必要となります。健康保険適用で、3割負担の自己負担金は12万円程度です。

分子標的治療薬

上記の治療効果が乏しい時に行う服薬治療です。甲状腺がんに対して保険適用で使える薬もあります。副作用の様子を見るため、1週間ほど入院することもありますが、薬価の高い薬なので高額療養費制度の利用も必要です。

甲状腺がんの保険が支払われないケースとは?

甲状腺がんは基本的にはがん保険の対象ですが、場合によっては必要な治療に対してお金が支払われないこともあります。甲状腺がんの治療とがん保険の内容で注意したい点を紹介しましょう。

抗がん剤治療特約がない

甲状腺がんの治療法の中には、分子標的治療薬があります。この治療法にがん保険を使うのに役立つのは抗がん剤治療特約です。分子標的治療薬は高価な薬であり、治療が長引くと金銭面の負担がつらくなることも。高額療養費制度は使えますが、健康保険が使えない部分のカバーにはがん保険の抗がん剤治療特約があると安心です。

結論

甲状腺がんの治療法には、がん保険が使えますが、契約の条件によって治療に十分な保険金が受け取れない場合もあります。がん保険には特約を付けないと十分な給付が受けられないこともあるため、あらかじめ確認しておいた方が良いでしょう。