すい臓がん

すい臓がんは治療費が高額になりやすいがんです。そんなすい臓がんにかかっても、費用に悩むことなく治療を受けるにはがん保険がカギとなります。すい臓がんの医療費や保険に加入する際に抑えておきたいポイントについて紹介しましょう。

すい臓がんの効果的な治療法と医療費

すい臓がん

すい臓がんは小さな臓器にできるがんなので、治療は高度な技術を必要とし入院が長くなることもあります。そのため、すい臓がんの医療費は高くなりがちです。保険適用、自由診療の治療方法とそれぞれの費用をチェックしてみましょう。

保険適用時の費用

手術

すい臓がんの完治のためには、手術でがんに侵された部分を取り除くことが必要です。抗がん剤の利き目が比較的悪いため、まずは進行に合わせたいくつかの方法で取り除くことを検討します。すい臓は小さな臓器なので、高度な技術が必要です。

費用は手術の難易度や体の負担によって差が出ます。膵頭部ならば80万円、膵体部や膵尾部ならば50万円ほどです。また、手術後に再発防止の化学療法を行うと、さらに総額で60万円ほどの費用がかかります。ただし、高額療養費制度が利用できるため、70歳未満の一般所得者でも1ヶ月あたりの上限額を8万円〜9万円程度までセーブ可能です。

自由診療の費用

放射線治療

すい臓がん治療では、MRI監視下の強度変調放射線治療があります。抗がん剤で目に見えないがんを抑えつつ、目に見えるがんを撃滅していく方法です。費用は初回照射が約18万円、2回目以降が1照射あたり約8万円となります。照射回数は10~37回です。

IMRTと抗がん剤の併用

IMRTは、正常組織に当たる放射線の量を抑えて副作用を最小にとどめる放射線治療です。自由診療でIMRTとほかの治療を組み合わせることもできます。IMRTと抗がん剤の併用を1ヶ月間(25回)行った場合の費用目安は約250万円です。

がんワクチン

がんワクチンはまだ承認を受けていないため、基本的に健康保険や高額療養費制度を利用できず全額自己負担です。自己がん細胞感作樹状細胞ワクチン療法の一治療あたりの目安は約401,866円~228,433円で、6~12回程度行います。

すい臓がんの保険が支払われないケースとは?

すい臓がんでは、治療方法やタイミングによってはがん保険の支払いができないこともあります。契約内容をしっかりと把握しておき、いざという時に困らないようにしましょう。

先端医療特約がない

手術が効果的ですが、実際には難しいことも多いものです。そのため、すい臓がんでは公的医療保険制度が適用されない先進医療が必要となることもあります。手術以外の新しい方法を試すなら、先端医療特約が付いている保険でなければ全額自己負担で金銭的に難しくなるでしょう。

保険の加入直後だと支払われない

がん保険では、すい臓がんだけでなく全てにおいて保険加入から3ヶ月以内に見つかったがんには保険金が出ません。そのため、疑いが出てからがん保険に加入したのでは遅いのです。

結論

すい臓がんの治療では、条件によってがん保険の保険金が受け取れない場合もあります。すい臓がんの治療は高額になりやすいので、後で困らないように、あらかじめ確認しておきましょう。