肝臓がん

がん保険は、肝臓がんの治療にかかる金銭的負担を軽減してくれます。ところが場合によっては保険が下りないこともあるようです。肝臓がんの医療費や保険が支払われないケースについて紹介します。

肝臓がんの主な治療方法と医療費

肝臓

肝臓がんの治療には、肝臓機能の損傷度やがんの数によっていろいろな選択肢があります。3個以内のがんで、肝臓の損傷が小さい場合には手術が選択できますが、それ以外の方法も保険適用で可能です。主に行われている手術以外の治療法と治療費を紹介します。

肝動脈塞栓法(TAE)

肝臓に栄養を運ぶ血管をふさぐ治療法です。血管をふさぐことで栄養の供給を止めてがん細胞を死滅させます。兵糧攻めのような治療法であり、がんの数や大きさに関係なく可能です。治療費は10割で250,000円、入院8日間分が550,000円となります。

肝動脈化学塞栓法(TACE)

肝動脈塞栓法と化学療法を組み合わせた方法で、抗がん剤投与と塞栓法を行います。治療費は10割負担で305,000円、入院費は6日間で530,000円です。

肝動注化学療法(TAI)

肝動注化学療法(TAI)は、塞栓法をしないで抗がん剤のみを注入する方法です。治療費は10割負担で135,000円、入院費は6日間で355,000円となります。

ラジオ波熱凝固療法

穿刺局所療法の一種で、体の外から針を刺しラジオ波の熱によってがんを焼いて凝固させる方法です。治療費は10割負担で360,000円となります。

陽子線治療

肝臓の一部にのみ強い放射線を安全に当てられるもので、肝臓全体への影響を減らすことができます。陽子線治療の費用は保険適用外で、160万円ほどです。

肝臓がんの保険が支払われないケースとは?

肝臓がんの治療法は、保険適用でも数十万円、保険適用外では100万円以上かかることがあります。そんな場合でもがん保険が助けになりますが、場合によっては保険が支払われないこともあるようです。

上皮内がん

初期のがんで、上皮にとどまっている上皮内がんでは、がん保険のタイプによってはカバーされていないことがあります。特に古いがん保険の場合には注意が必要です。また、新しい保険でも減額されるケースもあるようです。

治療内容と条件が合わない

がん保険では、給付対象の治療や条件を絞れます。絞ることで保険料を抑えることもできますが、あまり絞りすぎると保険金支払いの条件が合わず、支払われなくなる場合もあるようです。

結論

肝臓がんの治療では、手術以外の方法もあります。保険適用も適用外も治療費は大きくなりがちです。がん保険は条件によって保険料が受け取れない場合もありますが、高額な自己負担分の補填のためには大切なので、内容を吟味して加入すると良いでしょう。