腎臓がん

腎臓がんは治療方法によっては高額な医療費が必要となります。そんな際に役立つのはがん保険です。腎臓がんの医療費や保険に加入する際のポイントについて紹介します。

腎臓がんの医療費

腎臓がん

手術

腎臓がんの治療法の一つは手術です。手術は腎細胞がんに対する標準治療であり、開腹もしくは腹腔鏡下で行います。状況に応じて、リンパ節郭清や浸潤臓器合併切除なども必要です。

腎摘除術で入院すると、入院14日で総額90万円ほどかかります。ただし、実際に支払うのは自己負担分の3割、また高額療養費貸付制度、高額医療費受領委任払い制度なども利用可能です。

局所療法

比較的小さな状態の腎臓がんの場合に、手術の代わりに行われる療法です。皮膚から針を差し込んで、がんを焼いたり凍結させたりします。2011年から保険診療になり、手術ができない人でも負担を減らして治療が行える方法として注目される方法です。

薬物療法

手術できない場合や転移がある場合に行われる方法です。腎臓がんではサイトカイン療法と分子標的薬があり、分子標的薬が使われるようになるまではサイトカイン療法が一般的でした。

放射線治療

腎臓がんは、放射線に対して感受性が低く、効果があまり期待できないため、基本的には行いません。転移によって麻痺や痛みが生じた場合のみ、対症療法的に使われることはあります。

腎臓がんの保険が支払われないケースとは?

契約上定められているケース

ごく初期のがんやがん保険加入から3カ月以内にかかった場合、がん保険の対象外となることがあります。これらは契約で定められており、契約時にしっかりと確認することが必要です。特に古い保険に入っている人は、初期の上皮内新生物が対象か否か確認しておきましょう。

支払われずに入院給付金請求に発展した事例

がん保険の支払いの可否については、多くのトラブルが起こっています。保険会社の支払い拒否によるトラブルで増えているのががん保険です。勧誘時の説明不足はもちろん、「治療の目的のメインががんではない」といった問題でもめることもあります。

実際に、がんと診断された被保険者が保険会社から「がんの治療を直接の目的としていない」と請求が認められず入院給付金請求裁定に持ち込まれたケースもありました。

結論

腎臓がんは進行によって治療法が異なりますが、高額な費用がかかることもあります。そんな時に有効なのはがん保険ですが、条件によっては保険金が受け取れない場合もあるようです。腎臓がん治療は高額なため、時には大きなトラブルのもとになるので、速めに契約内容を確認しておきましょう。