食道がん

食道がんは、男性の悪性新生物による死因の第7位になったこともあるもので、進行すると治療が難しくなります。また、食道がんにかかると金銭的負担も大きくなるため、医療費についても知識が必要です。食道がんの医療費や保険に加入する際のポイントについて紹介します。

男性に多い食道がんの傾向とは

人体

食道がんは、男性に多くみられるがんで、女性の6倍と言われています。また、年齢は60~70代に発生しやすく、進行も早いことが知られています。食道がん発生のリスクは、飲酒と喫煙で高まると言われ、特にアルコールの分解で発生するアセトアルデヒドを分解しにくい体質の人は注意が必要です。

お酒を飲むと顔が赤くなる人、さらに喫煙している中高年男性は気を付けた方がいいと言えます。

食道がんの治療方法とかかる費用

食道がんの治療方法には、内視鏡治療、手術、放射線、抗がん剤治療などがあります。

内視鏡治療

内視鏡治療は、がんが粘膜内にとどまっている0期において標準治療として推奨される方法です。食道を温存できます。ただし、0期でも範囲が広いなど、場合によっては放射線治療や手術などを行うこともあります。内視鏡治療は、入院費用込みで約60万円、3割負担で約18万円です。

手術(外科治療)

がんが粘膜下層にとどまっている場合には、外科的手術を行うことになります。ただし、手術できる状態の人に限り、状況によって化学放射線療法を行うこともあります。外科手術では総額が300万円、3割負担で95万円ですが、高額療養費制度が利用可能です。

抗がん剤治療

手術できない場合には単独で抗がん剤治療を取り入れることがあります。

組み合わせ治療

食道がんのⅡ期~では、手術できる場合には手術後に抗がん剤治療、もしくは抗がん剤治療後に手術を行うことがあります。また、抗がん剤治療と放射線を合わせた化学放射線療法も選択肢の一つです。こうした様々な治療を組み合わせて相乗効果を高めます。

食道がんの治療費は保険によって負担を軽減が可能

食道がんの治療費は、基本的に公的保険で自己負担額を抑えられ、さらに高額療養費制度を使うことで1カ月当たり高額な医療費がかかった場合には上限以上は支払いの必要がなくなります。

しかし、がんの治療は1カ月以上かかることが多く、長期化することで金銭的な負担も増えます。また、通院費用など経費も多く、それらは健康保険が使えません。その際に負担を軽減できるのががん保険です。治療方法によっては高額となる医療費を保険で賄うことで、最善の治療方法を取り入れやすくなります。

結論

食道がんの治療法はいろいろあり、進行度合いによって治療方法も費用も変わってきます。変動する医療費の負担はがん保険によってある程度軽減できるため、備えとして保険加入しておくと安心です。