大腸がん

大腸がんは、日本人に多いがんだと言われています。いざという時に備えるなら、大腸がんになった時のお金の問題は押さえておきたいポイントです。大腸がんの医療費や保険に加入する際のポイントについて紹介します。

大腸がんの種類

大腸

大腸がんにはできる部位によって種類があり、主にS状結腸や直腸でがんができやすくなっています。

結腸がん

大腸は、右下腹部から始まって、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸、さらに直腸へとつながっています。結腸がんはこの結腸部分に発生するがんで、特にS字結腸はがんのできやすい部位とされています。

盲腸と上行結腸は内径が太くて排便までの時間が長いため、発見しにくく、下行結腸以降では、肛門に近いため血便によって発見しやすいようです。また、がんができると内腔が狭くなることで便通異常が生じやすくなります。

直腸がん

直腸も肛門に近いため、出血によって発見されることがあります。直腸での出血は鮮血に近く、がんによって便が細くなることや残便感が起こることもあります。

大腸がんの治療方法とかかる費用

大腸がんの進行は比較的に緩やかですが、ステージが進むごとに治癒が難しくなるため、できるだけ早期発見と治療が必要です。大腸がんの治療方法をがんの状態と合わせてチェックしてみましょう。

切除手術

早期の場合には、切除手術を行うことが基本です。入院を含む手術代としては105万円、自己負担額は10万円が目安となります。また、その後の定期通院で自己負担2万円程度かかります。定期通院は2年目以降も続き、自己負担は年4万円ほどです。

切除手術と術後再発予防抗がん剤治療

切除手術の後に再発予防のために抗がん剤治療を行うこともあります。手術費・通院費に加え、抗がん剤費用として90万円以上がかかってきます。ただし、高額療養費制度が使えるため自己負担総額は年額で38万円です。定期通院は2年目以降も続きます。

切除手術と術後再発予防抗がん剤治療

進行した大腸がんの治療方法でも、切除手術と抗がん剤治療が可能なこともあります。抗がん剤治療費は年額200万円、ただし高額療養費制度利用で、年総額は38万円までです。定期通院は2年目以降も続きますが、再発の兆候や疑いがある場合には定期通院費にさらに費用がかかることもあります。

進行大腸がん:抗がん剤治療

手術のできない大腸がんには、抗がん剤治療が行われます。抗がん剤はそれぞれの体重や身長で使用量が変わるため、治療費にも差が出ます。

大腸がんの治療費は保険の適用によって負担を軽減できる

大腸がん治療の自己負担額は健康保険や高額療養費などで軽減できますが、それでも長く治療期間が続けば負担は大きくなります。そんな時、がん保険からの給付は非常に頼りになるサポートです。治療費だけでなく、健康保険ではカバーしていない通院交通費などまで幅広くカバーしてくれます。

結論

大腸がんは進行が緩やかで、早期発見で治療しやすいものですが、治療法や進行度合いによって医療費が高額になることもあります。変動して負担が増える医療費はがん保険によってある程度軽減ができるため、あらかじめ備えておくことが大切です。