脳腫瘍

脳腫瘍の治療方法はいろいろありますが、選択によっては医療費が高くなることもあり、健康保険はもちろん、がん保険も大きな助けとなります。脳腫瘍の医療費や保険支払時に注意するポイントについて紹介しましょう。

脳腫瘍の効果的な治療法と医療費

脳

脳腫瘍の治療法としては、手術をはじめ切らない治療や放射線治療などがあります。特に脳腫瘍では放射線治療は大切で、予後にも大きな影響を与えるものです。脳腫瘍の効果的な治療法や医療費について紹介します。

手術

脳腫瘍の摘出手術は約20日間の入院が必要です。費用目安は、3割負担で900,000円~となります。

サイバーナイフ

サイバーナイフは切らずに済む治療としてアメリカで開発された定位放射線治療装置です。正常組織への影響を極力減らし、正確に多方向から放射線を照射します。

適用可能な範囲は良性腫瘍の聴神経腫瘍、髄膜腫などから悪性腫瘍の転移性脳腫瘍、神経膠腫までです。健康保険診療なので3割負担なら約19万円、さらに高額療養費制度も利用可能となります。

ガンマナイフ

ガンマナイフも摘出が難しい脳腫瘍の治療に使われる方法です。健康保険3割負担なら約17万円、高額療養費制度利用なら9万円ほどで受けられます。

重粒子線治療・重粒子線治療も保険適用に

重粒子線治療も脳腫瘍の治療では保険適用となっています。一つの部位にとどまっている転移のない脳腫瘍で可能です。正常細胞へのダメージを抑えて体の深いところにある病巣に十分なダメージを与えます。費用は総額237万5,000円ですが、健康保険によって窓口での支払いは10万円以下まで抑えられるようになりました。

化学療法

放射線との併用などで利用されている療法です。2006年9月に新しく認可されたテモゾロマイドという薬で、2018年から3割負担での薬剤費が75,000円から31,500円まで下がりました。維持療法では月に1回、6カ月~2年続けます。

脳腫瘍の保険が支払われないケースとは?

脳腫瘍の治療では基本的にがん保険は適用範囲内です。ところが、腫瘍の状態などによって保険金が支払われないこともあります。

良性の腫瘍

がん保険の対象となるのは、悪性腫瘍のみです。そのため、良性腫瘍の場合には手術などの治療をしても対象外で保険金はおりません。

再発の場合

転移する脳腫瘍は悪性なので保険金の対象ですが、一度保険金を受け取った後の再発では契約によっては給付がないこともあります。契約内容次第なので確認が必要です。

結論

脳腫瘍の治療は基本的にがん保険の対象です。ただし、良性腫瘍の場合など、条件によっては保険金が受け取れない場合もあります。脳腫瘍は健康保険適用が増えてきて治療がしやすくなったので、がん保険だけでなく公的制度も利用して自分の合う治療を十分に受けましょう。